今回は質問力を上げる3つの方法をお話ししていきます。
質問力とはコミュニケーションのことです。
相手が返信をしやすいように、伝わりやすいように質問をすることです。
質問力が高ければ相手が喜んで質問に回答をしてくれますが、質問力が低ければ質問回答に困り、さらにはあなたの欲しかった回答とは違う回答が返ってきてしまいます。
そうなると、相手との仲が円滑に進まなくなるのはもちろん、なにより質問回答をもらい成長するはずであったあなた自身の伸び代を自分で潰してしまうことになります。
これからわからないことはたくさん出てくると思いますが、今回質問するときの「型」を教えるので、今日から必ず活用してください。
質問力を上げる型
質問力を上げる型は、
①悩みの結論を簡潔に
②悩みを具体的に書く
③自分の意見を言う
この流れで質問を行うようにしましょう。
この流れで質問をすれば、相手は「なるほど、〇〇さんはここで悩んでいるのか」と悩みのポイントがわかるので、適切なアドバイスをもらえます。
この流れに沿った質問をしないと、相手の頭には「???」と疑問しか浮かばず、「すみません。これってどういうことですか?」と逆に質問をされてしまいます。
あなたは心の中の気持ちをしっかりと文章に書き起こしたのに、相手は文章だけしか見ていないから、伝わらないんです。
自分は120%の質問をしたつもりでも、相手に伝わるときは半分、もしくは1/3ほどに伝わる精度が落ちてしまうのです。
せっかく質問したのに、相手に伝わっていないのは非常にもったいないです。
よって、この3つの型を詳しく、さらに具体例も加えて解説していきます。
悪い質問の例
「すみません。リゼロが打てません」
このような簡潔すぎる質問をいただいても、相手が何を質問したいのかイメージが難しくないでしょうか?
天井狙いができなくて困っているのか?設定狙いができなくて困っているのか?お店の開拓がわからなくて困っているのか?
本人は心の気持ちを込めて書いてくれたとは思うのですが、相手にはこれだけだと伝わりません。
良い質問の例
よって、正しい質問の仕方としては、
ゆうべるさんこんにちは。
お店で天井狙いを行なったのですが、リゼロを打つことができませんでした。
(結論を簡潔に)
狙い方としては、お店をとりあえず5件ほど周り、宵越し狙いを行えそうな時間に実施しました。
しかしそれでも打つことができませんでした。
(悩みを具体的に書く)
僕はお店の回る件数が足りないと思うので、これから増やそうと思いますがゆうべるさんはどう思いますか?
(自分の意見を言う)
このような質問をいただけると、具体的かつどんなことに悩んでいるかがわかるので、回答しやすいですね。
何に悩んでいるか結論を簡潔に言っている。
さらに具体的にどんなことに悩んでいるかを伝えている。
そして「自分はこう思う」と言った意見を伝えている。
ここで自分の意見が違えば、そこで修正を受けることも可能になります。
まとめ
質問力を上げるためには、
①悩みの結論を簡潔に
②悩みを具体的に書く
③自分の意見を言う
これを心がけてみてください。
もちろん、仕事でもプライベートでも同じです。
質問相手との関係を円滑に進めるため、さらには自分自身の成長のために、今回の質問の「型」を使ってくださいね。